【Fusion】リビアングラス
¥19,800
リビアングラアスは、1932年にエジプトのリビア砂漠で発見された「テクタイト」と呼ばれる天然ガラス(チェコのモルダバイトと同じ)です。
約2900万年前の隕石の衝突により、地表の岩石が溶かされ、急速に冷えて固まり形成されました。
2006年にボストン大学の研究チームが衛星画像を解析し、この地域に直径31kmの巨大なクレーターが発見されており、リビアングラスはこのクレーター付近で採取されています。
リビアングラスは古来より宝石として扱われており、ツタンカーメン王の胸飾り(翼を持ったスカラベの部分)にも使われています。
しかし、巧妙な偽物も多く…
見極めるポイントとして、クリストバライト(内部に見える白い粒で「スノーフレーク」とも呼ばれています)の有無があります。
クリストバライトとは、水晶や石英と同質異像(化学組成は同じだが結晶の形が違うという意味)の二酸化珪素を成分とする鉱物で、水晶や石英よりもずっと高温の状況下で形成されます。
クリストバライトは、人工ガラスでは生成できません。
リビアングラスをお探しの方は、価格だけでなく、クリストバライトの有無も参考にしてくださいね。
〈サイズ〉
ビーズ:直径約10mm
ネックレスチェーン:14kgf 約38cm
※エジプト政府の採掘禁止により、今後の入荷は未定です。